2018年10月25日木曜日 佐伯市
今日は今回のツーリングの目的である弟の墓参りに行く。いずれは大阪に遺骨を移そうと考えている。骨壺が無事かをあらためて確認する。
父の通った佐伯小学校、遊んだと言われる佐伯城をめぐる。
給油記録:ENEOS セルフ佐伯給油所 11:13 8.94L
叔母に佐伯市内を案内してもらってから、帰路に着く。帰りは大分港からフェリーに乗るので別府まで足を伸ばしてプチ観光して帰る。
別府タワーを見学しようと思ったけれど、バイクを止めたり荷物を預けたりが面倒な感じがしたので、べっぷ駅市場を散策する。 まさに昭和といった感じの市場。これは見ているだけで楽しい。
その後、大分港フェリーターミナルに荷物を預けて大分県立美術館へ。2014年に大分県が設計コンペティションを実施、建築家の坂茂が最優秀となり設計をおこなった。
19時過ぎに出港のため少し早めに大分港へ戻る。フェリーはかっこいい。がばぁっと口を開けたような姿が好きだ。船室は個室。シングルベットと洗面、小さなデスクとテレビ。
帰りの船室は往路のワンランク下(19,600円)。テレビをつけたらシリアで武装勢力に拘束され、約3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリスト安田純平氏が、今日の午後にトルコから日本に帰国したニュースが流れていた。
大浴場でゆっくりした後、レストランで夕食。今回のツーリングも終わりとなる。
備忘録メモ・・・
この九州ツーリングはいったい何だったんだろう。目的はいくつかあった。弟の墓参り。父の兄弟姉妹を訪ねて入院中の父へのビデオレター撮影。情念の断ち切り。ただただオートバイで走りたいという欲望。
このメモは大分港でフェリー乗船までの待ち時間に記している。いろいろと考えている。何一つ変わっていないけれど、今回のツーリングを起点として大きく考えや行動をシフトしていこうと思っている。仕事や生活において、自分の中で、今までと違う方向にシフトしていこうと思っている。ここで一旦、自分自身の中で、強引に結論を出してしまいたい。
情念とは恐ろしい。ほんとうにどうしようもない。粘着性のある油のようなものが、拭っても拭っても取れることなく、むしろ引き延ばされてさらに粘着していく。
明日からは新しくきちんと生きて行こう。長い思考思索の旅は終わり!